ガムピーリングについて
上記の2つの写真を見てどのような印象を持ちますか?
左の写真のように歯茎が黒ずんでいると不潔な印象を与えてしまいます。他にもホワイトニングや白い詰め物しても、歯茎の黒ずみで清潔感が損なわれてしまします。
同じ口元でも右の写真のように歯茎がピンク色なだけ、印象がとてもよくなりますよね!そこで今回は当院で行っているガムピーリングをご紹介します。
ガムピーリングとは?
様々な原因によって歯茎にメニラン色素が沈着してしまい、黒ずんでしまった歯茎をフェノールという薬剤を使って上皮組織そのものを取り除いて、ピンク色に戻す方法です。
歯茎が黒ずむ主な原因
喫煙
ニコチンやタールの影響によってメラニン色素が生成され沈着することで黒く変色します。煙草は歯茎を黒くするだけでなく血管が収縮され血流の流れを悪くし、酸素や栄養が歯茎に行き渡りにくくなってしまいます。歯周病に限らず健康面において様々な悪影響を及ぼします。
紫外線
紫外線による皮膚の日焼けを防ごうと細胞からメラニン色素増え、肌の色が濃くなります。それと同じ原理で歯茎も紫外線を吸収することによって黒ずんでいきます。
口呼吸
口呼吸をすると歯茎が外気に触れる機会が鼻呼吸に比べて多い為、乾燥してしまいます。乾燥によって刺激を受けやすくなると色素沈着が起こりやすくなります。
遺伝
歯周病
歯周病が進行することで内部まで炎症が進んで出血することと、血液とプラークが混ざって黒い歯石が溜まる事とこれらの原因で歯茎が黒っぽく見えます。
被せ物
※被せ物のメタルが原因で黒ずんでしまった歯茎は薬剤で除去することは出来ませんのでご注意ください。
治療の流れ
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Step1
歯茎の洗浄、消毒
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Step2
表面麻酔
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Step3
フェノール塗布
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Step4
アルコール中和
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Step5
水洗
回数
当院のガムピーリングは一度の診療で3回薬剤の塗布を行う為、基本は1度で綺麗になりますが、患者様の黒ずみの度合いにより数回かかってしまう場合もございます。
効果がでるまでの期間
約2日~1週間程で歯茎が白っぽくなります。その白っぽくなった皮(瘡蓋)が2週間程で剥がれていくことで綺麗なピンク色に近づいていく為、焦らずに様子を見て下さい。
ガムピーリングが受けられない方
□ 歯周病などによる歯茎の炎症が見られる方
□ 妊娠中の方
□ アルコールやフェノール類にアレルギーがある方
料金
1回 | ¥5,000+税 |
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ご自身の歯茎の色が少しでも気になる方、まずはご相談だけでもスタッフにお気軽にお声掛けください。